愛媛県四国中央市土居町のふく整形外科|整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科

その他の診療案内

その他の診療について

当院では、首・肩・肘・手・胸・背中・股関節・膝・足など、体のさまざまな部位に生じる痛みやけがについて診療を行っています。ここでは代表的な病気やけがについてご紹介します。

首の痛み

頚椎症

中年以降にみられることが多く、肩こりや首の痛みとして始まります。手にしびれが出ることもあります。治療は頚椎牽引や温熱療法を中心に、必要に応じて頚椎カラ(首の固定具)や注射を用いることもあります。

頚椎症

頚椎捻挫(むちうち症)

交通事故や転倒などで首を捻った際に起こるけがです。首の痛みや肩こりに加え、頭痛・めまい・吐き気を伴うこともあります。早期は安静が重要ですが、痛みが続く場合には注射や理学療法を行うこともあります。

頚椎捻挫(むちうち症)

肩の痛み

肩関節周囲炎(五十肩)

40~60歳代に多く、原因ははっきりしていませんが、肩の痛みで始まり、数か月から半年以上続くこともあります。適切な治療を行わないと肩が固まって動かしにくくなることもあります。治療は痛みを和らげ、運動療法で肩を動かすことが中心です。症状によってはヒアルロン酸注射を行うこともあります。

肩関節周囲炎(五十肩)

野球肩

投球動作の繰り返しによって肩の周囲に炎症や障害が生じます。治療は投球の休止、ストレッチや筋力訓練が中心です。

野球肩

石灰沈着性腱板炎

肩の腱に石灰がたまることで急に強い痛みが出る病気です。夜間や肩を動かす時に特に痛みが強く出ることがあります。治療は安静や鎮痛のほか、必要に応じて注射を行うことがあります。

石灰沈着性腱板炎

腱板損傷

加齢や繰り返しの刺激、けがなどで肩の腱が傷つく病気です。強い痛みや腕を上げにくい症状が出ます。治療は安静と薬で炎症を抑えることが基本ですが、状態によっては手術が必要となる場合もあります。五十肩と似ていますが、治療方法が異なるため注意が必要です。

腱板損傷

肘の痛み

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

テニスやゴルフなどで腕を酷使すると、肘の外側に炎症が起きます。ストレッチや肘用のバンドで症状を和らげ、痛みが強い場合には注射を行うこともあります。

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

上腕骨内側上顆炎(野球肘)

野球やゴルフなどで肘の内側に負担がかかり炎症が起きます。治療は外側型と同様に、安静や注射を行うことがあります。

上腕骨内側上顆炎(野球肘)

手首・手の痛み

腱鞘炎(ドゥ・ケルバン病)

手首の親指側に炎症が起こり、腫れや痛みが出ます。治療は安静や温熱療法、必要に応じて注射を行うこともあります。

腱鞘炎(ドゥ・ケルバン病)

手根管症候群

手首にある神経が圧迫されて、手のしびれや痛みを引き起こす病気です。軽症の場合はサポーターや薬、注射で症状を和らげますが、重症例では手術が必要になることもあります。

手根管症候群

ばね指

ばね指は、指を曲げる屈筋腱が通る腱鞘が狭くなることで生じ、指の痛みや引っかかり、動かしにくさが現れる症状です。日常生活で物を握ったりつまんだりする動作にも支障が出ることがあります。症状に応じて、腱鞘内への注射や腱鞘切開手術などの治療を行い、指の動きを改善できるようサポートしています。

ばね指

胸・背中の痛み

肋骨骨折

転倒や打撲、咳の繰り返しなどで起こります。強い胸の痛みを伴います。治療はバストバンドなどによる固定を行います。

肋骨骨折

肋間神経痛

肋骨に沿って痛みが出る病気で、片側に出る場合は帯状疱疹の可能性もあります。帯状疱疹では抗ウイルス薬を使用することがあります。

肋間神経痛

側弯症

思春期の女子に多く、背骨が横に曲がる病気です。進行すると背中や腰の痛みだけでなく呼吸に影響することもあります。治療はレントゲンで状態を確認し、年齢や角度に応じて方針を決めます。

側弯症

帯状疱疹痛

帯状疱疹は、皮膚に水ぶくれを伴う発疹が出る病気で、発疹が治まった後も神経に沿った痛み(帯状疱疹後神経痛)が残ることがあります。痛みの程度や症状に応じて、薬物療法や神経ブロック注射などを用いた治療を行い、症状の軽減を目指します。

帯状疱疹痛

股関節の痛み

大腿骨頸部骨折

高齢者が転倒した際に多く見られる骨折です。状態によっては早期の手術を検討します。

大腿骨頸部骨折

単純性股関節炎

小児に多く、股関節や太ももから膝にかけての痛みが出ます。安静により改善することが多いです。

単純性股関節炎

膝の痛み

半月板損傷

スポーツや加齢の影響で膝の軟骨(半月板)が傷つく病気です。治療は安静やリハビリのほか、関節鏡を用いた手術を行うこともあります。

半月板損傷

靭帯損傷

膝の靭帯(前十字靭帯や内側側副靭帯など)が傷つくことがあります。治療は損傷の程度や将来のスポーツ活動を考慮し、装具の使用や手術を行う場合があります。

靭帯損傷

足首・足の痛み

アキレス腱断裂

スポーツ中に突然切れることが多く、「後ろから蹴られたような感覚」が特徴です。治療はギプスや装具による保存療法のほか、早期復帰を目指す場合は手術を行うこともあります。

アキレス腱断裂

外反母趾

女性に多く、靴の影響や筋力低下などが原因で親指の付け根が変形し、痛みを伴います。治療は装具や運動で進行を抑える方法が中心ですが、重度の場合は手術が検討されます。

外反母趾

痛風

中年男性に多く、足の親指の付け根が急に腫れて強い痛みを起こします。治療はまず薬で痛みを抑え、再発予防のために食事療法や尿酸値を下げる薬を用います。

痛風

陥入爪(巻き爪)

爪が皮膚に食い込んで炎症や感染を起こす病気です。治療は爪の一部切除や矯正具の装着を行うことがあります。再発や重度の場合には、局所麻酔で爪の根元を処置する手術を行うこともあります。

陥入爪(巻き爪)